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早川絵美 インタビュー完全版
ページ数の都合で収めきれなかったベルスター役 早川絵美さんのインタビューを完全収録
早川絵美プロフィール
 15歳で東映の俳優研修所に入所。俳優志望というより、好きな踊りやお芝居が出来るからという理由だったという。2年の研修期間中「仮面ライダーV3」や「刑事くん」等の作品に本名の菅澤恵美子で出演、「女必殺拳」で正式ビュー。
















インタビュー写真









































今日はベルスター=風村鈴子を演じられた時の思い出話等を中心にお話を伺いたいと思います。まずベルスター役が来た経緯からお願い致します。

 お話は所属事務所の方から来たんですけど、既に撮影日程等も決まっていて、とても急なお話でした。とにかく急いで衣装あわせがあって、この時点で風村鈴子役は聞いていましたけど、変身後までとは知らなくて。頭の寸法とか計ってるから何だろうって思っていたら、ベルスターのヘルメットだったんです。

ベルスターは殆どご自身で演じられたそうですね。

 はい、全部自分でやりました。ベルスターの場合ヘルメットと目の部分がちょっと隠れてるだけで顔が分かりますから。危険なシーンは大野剣友会の男性がやってくれようとするんですけど、体型から何から全然違うし、見ててこっちが恥ずかしいんですね。一所懸命女性らしいアクションをして頂くんですけど、足が出てますし、ブーツも履いてますし、それにテニスウェア着てるのと同じようなものなので体型が出ちゃいますから、いくら遠目とはいえね。子供達が見てるのに嘘はいやだと思いまして。

ガケの上とかの高いシーンや、水中でのシーンも有りましたが。

 それも自分で登って行って立ちましたし、そのまま飛び降りました。水の中にも入りましたね。トランポリンで空中でクルッと回るのもやってます。「ミニトラ(=ミニトランポリン)」って呼ばれる小さいやつで「とにかく高くまで上がれ。」って言われて、物凄い勢いで助走してパーンって乗るととても高く飛ぶんです。で、飛んだところで「キックしろ!」とか「回転しろ!」って指示通りに動いて。下に分厚いマットを敷いといてくれてちゃんとそこに着地するようにしてね。それを下にいるキャメラマンが撮ってる訳です。
 こういった事はカゲスターやる前の映画で訓練してましたから。「女必殺拳」という作品なんですけど、ちゃんと少林寺の道場に通って段を取ったんですよ。でも、キャラクター物のアクションや決めポーズって全く別物なんで、よく文弥(中村)さん達に注意されました。特にケリの足の形、私は踵が上になる少林寺のケリになってしまうんですよ。ヒーローのキックはつま先を上にしてピンッと伸ばした方がサマになるんです。

カゲスターの中に入っておられた中村文弥さんが色々アドバイスしてくれた訳です
ね。

 そうなんですよ。ほんとにベテランの方でね。カゲスターの殆どのシーンに入られていましたけど、立ちポーズからカメラ写りの綺麗なポーズ、それに武器が出てくれば使い方とか色々教えて頂きました。

ベルスターのお面を付けたアクションはいかがでしたか?

 アップ用はとても硬いもので、アクション用のはゴム製の弾力のある物でした。ただ被っているだけですけど、中に入っている髪の毛が押さえになって全然ずれたりしませんでしたね。視界は結構狭かったので後は感覚でやりました。横が全く見えないんで、カゲスターと二人の時は文弥さんの掛け声で動くんです。きちんと段取りをしておいてくれて、「行くぞ!はい、右!」って具合で。動きが揃わないとおかしいですから。

二人が同時にマントで回る「ダブル車輪」とか揃った動きが多かったですよね。そのマントを使ったアクションが、この作品の特徴だったと思うのですが。

 あのマントは最初、何種類も作り直したんです。試作品はどういう動きで使うのか全く分からなかったので、とても綺麗な物だったんですけれど動いた時に重さが無かったので全然回らなかったんです。普通のカーテン程度の生地だと綺麗になびかな
いので、裏から緞帳に使うような厚い布を張った物を回るシーンと立ち回り用にしました。かなりの重さがあったんで、上手く回すにもコツがいるんですよ。でないと首の所のジッパーで留めてあるだけなのでマントだけがグルグル回っちゃう。腕の動きに合わせてバサッと袈裟懸けする時の為に手に掛けるゴムがついてるんですけど、それを外してまず自分の手で回して遠心力を付けてから体で回す。要は首フラフープです。

マントを回すとスカートも一緒に・・・・。

 そう、回っちゃうんです。自分はテニスウェアだと思ってるから平気なんですけど、見ていると強烈らしくて視聴者のお母様から結構叱られましたね(笑)。

やっぱりそういう投書が来ちゃうんですか?

 子供番組なんですけど足を高ーく上げて蹴りますから。しかもそれをアオリで撮ってて。あれは自分では分かんないんですよ。「よーい、スタート!」でやりますよね。で、終わってポーズ決めてる時にハっと気が付くと「キャメラさん凄い所にいて撮ってるのね。」って。スタッフが「プレイガール」やってたベテランの方達だったんで、アオリとかちょっと色気が有るような撮り方されてたんですよ。子供さんの観る番組としては面白い世界かな(笑)。

アクションシーンでは火薬を使用したり危険な時もあったと思うのですが。
 
火薬はベテランの方が扱っても量の調整とかが難しいみたいですね、少ないと迫力でないし。ベルスターは合成繊維のスカートだったんで結構溶けてくっ付いちゃったりしました。爆発シーンは多かったけど大きな怪我とかは無かったですね。でも髪の毛が焼けちゃったりした事はありました。アクションシーンでよく使われる広い岩場って目印が付けられない時が多いんですけど、火薬係の菊地さんが「よく見とけよ。はいココ、それからココね。全部でいくついくつ仕掛けてあるから。その上に乗ったら飛んじゃうよ。」って言われた所を避けながら思いっきり走ってくと、そのタイミングにあわせて菊地さんが火薬のスイッチ押すんですけど、1度ものすごくいい(悪い?)タイミングで火薬の上に乗っちゃった事があるんですよ。ベルスターのお面の中に火が入っちゃって髪の毛が焼けてしまって、髪の毛がチリチリになっ
ちゃった。けど、その程度で済んで顔を火傷するとかは無かったですね。
 あと思い出に残っているのは、地方ロケの吊り橋の上で戦ったシーンですね。10人位の戦闘員との立ち回りのシーンで、本番では10人位を一気に薙ぎ倒して駆け抜けなければいけないんですけど、「よーい、スタート!」で始めたら、吊り橋の真中まで行かない途中の辺りでものすごく揺れ出しましてね。「あっ、落ちる。」と思ったんですけど、倒された戦闘員の人が足を持ってくれたんで助かりました。で、そこから立ち上がってリハーサル通り立ち回りを続行して対岸まで行ったんですけど、「危なかったねぇ。」の一言で終わりでした。「ハイ、危なかったす。」って(笑)。

地方ロケについてはいかがでしたか?
 
ロケの時どこに行くかって前もって知らされないんですよ。私はロケバスの移動の間は寝ちゃってますから、だから何だか判らない内に「付いたよ。」って起こされました。この頃は移動時間が私の睡眠時間なんですよ。撮影が終わって家に帰るのが2時とか3時で、翌朝の集合がだいたい7時でした。生田スタジオとか新宿スバルビルの前とかにね。だから家では殆ど眠れないんです。
 だいたい普段の撮影場所が夏休みとかになると皆が遊びに来て混んじゃうような所でしたから、そうするとその時期にはもっと先まで行かないと撮れないんで、いざ到着したら日没でそのまま戻ってきた何て事も結構ありました。その時はよーく眠れましたね(笑)。

ロケ現場は山の中とか不便な所が多いので女性にとって大変だと伺ってますが。

 そもそもトイレの無い所が多いですしね。他に女性というとメイクさんが一人居るだけでしたから、お互い助け合ってやってました。着替えの時も男の人はそこら辺でやってましたけど、ベルスターのコスチュームは一度全部脱がないと着れない上に着替える所もロケバスの中しかないんで、メイクさんに隠してもらいながらでした。後はレギュラーの子供しかいないんで、よく一緒に遊んでましたね。

東尋坊のロケではかなりの断崖絶壁でアクションされているのが印象的ですが。

 行きましたねぇ。「とにかく気を付けてやれよな。そっちから先は行ったら危険だから。」って、そんなの見ればわかりますよね(笑)。凄い風をマントに受けて、ヨットの帆みたいになって危なかったですよ。危険な所には沢山行ったのでもう麻痺しちゃいました。でも面白かったですよ、結構楽しんでやってたんで、それでどんどんエスカレートしていったんだと思いますね。凄い高い崖っぷちに立ってる所なんて絵として綺麗ですもん。


ベルカーも御自身で運転されていたようですが免許はお持ちだったのですか?

 この頃はまだ持ってませんでしたね。あのオートバイは”スタタタタッ”って感じでだいたい20キロ位しかスピードが出ないんで、だから運転だけ憶えて撮影所内を走りまくってました(笑)。

●あのオートバイは3輪でしたか?
 はい、3輪車でした。でも確かスピードが出ないというので途中から後ろに1輪増やして4輪になった時もありました。

それでは変身前の風村鈴子についてお聞きしたいと思います。鈴子は社長令嬢の役なので第4話を見ても4回衣装替えしたりして丁寧に描写されていましたね。
 そうですね。結構オシャレさんでしたね。それにちょっとオテンバさんで(笑)。

変身前は鈴子が影夫をリードしてる感じでしたね。
 皆さんそうおっしゃるんですけど、やっぱり主役は影夫さんなんですよ。鈴子が社長の令嬢って事でちょっと遠慮目にしてるので、そーゆー感じに見えるんだと思います。ただ、やっぱり私のキャラクターが出ちゃったんでしょうね。引っ張ってくような雰囲気はあったのかな(笑)。それがシナリオにも反映されていったのか、鈴子のオテンバぶりがどんどんパワーアップしていって。結構カゲスターに任せておけないんですよね。自分がでしゃばって出て行っちゃう。本当のお嬢さんはそんな事しないと思いますけど(笑)。

競演の立花直樹さんの印象はいかがでした?

 柔らかい方ですね。ほんと影夫さんって感じ。彼は変身後が無いからアガるの早いんですよ。「大変だね、頑張ってね。お疲れさま、さよーならー。」っていつも先に帰っちゃう。私はそこからもイッパイあるんで。当時は短大生でしたから勉強もしなきゃいけないですし、テスト期間中とかしんどかったですよね。提出物とかがあるとメーキャップルームで書いたりしてました。

小林昭二さん、小松政夫さんはいかがでした?

 小林さんにはお芝居の事を色々教わりました。でもこっちから聞かない限りは「あーしなさい、こーしなさい。」という方ではありませんね。小松さんは面白い方でした。でもすごーく真面目な方です。普段は学校の先生みたいな感じで、どちらかというと堅い感じでしたよ。

では最後に、当時を振り返ってみてどのような感想をお持ちになりますか?

 毎日が遠足で運動会って感じで、とても楽しかったです。思い出というより人生の一部ですね。
●ヘルスサポートショップ『ファンズファン』
 楽しい人生は先ず健康から。それには日々摂取する「水」も大切な存在。ベルスターを演じていた頃からサプリメントには気を使っていたという早川絵美氏がスーパーバイザーを務める『ファンズファン』はミネラル活性イオン水の力で健康と美をサポートしてくれるお店。炭酸飲料やカップ麺といった化学食品、日々の運動不足や仕事のストレスで疲れた体を労わろう。「体に良い水」を飲みながら早川さんとお話が出来るなんて、ファンにはこたえられないね。交通の便も良いので気軽に寄ってみよう。
*場所:TOKYO−BAY「ららぽーと」内(最寄駅:JR京葉線・南船橋駅、京成線・船橋競馬場駅)*営業時間:平日/10〜20時、土・日・祝日/10〜21時。
*電話:047−434−8080
 2003年3月にオープンしたばかりの『ファンズファン』。現在は俳優業と2足のワラ
ジ状態の早川さんだが、都合の付く限りお店にいらしているとの事だ。
ファンズファンのウォーターボトルは再利用が可能なハンディエコボトル。1本(375ml入)300円だが、店頭にボトルを持参すれば150円で詰め替え可能。